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一徳氏の論文考察とベーシックインカムと生活保護の有り方について

友人の活動家、一徳さんが働き方についての論文をアップしています。
http://eighthundredart.jimdo.com/

一徳さんは阪神地域を中心に活動しており、貧困問題や働き方についての活動を行っています。

非常に興味深い論文ですが、ここで私の考えとの共通点や違いをまとめておきます。

アクエリアンエイジ、水瓶座の時代の水瓶座は個人を示し、現在の個人化傾向はアクエリアンエイジと連動したものと言えます。
人の働き方や所得についても大きな転換が起こっており、ここでそれについてもまとめておきます。


アクエリアンエイジにおける経済と働き方

活動の半分を神戸市中央区に置いている一徳は次の論文をネット上にアップしている。
http://eighthundredart.jimdo.com/
ここでの要点をまとめると、
1、全く働かない方が良いが、現実的には週に2,3日働くぐらいが良い
2、週5で働く人は他人の仕事を奪っており、反省し胃に穴を空けながら働かねばならない
3、3日労働 2日休憩 2日自由 という週の使い方の提示
4、現代の家賃・飲食費は高すぎしんどい
5、神戸・大阪で食事の共有、寝場所の提供をしており、仲間で話せばへんてこな企ても出る
6、生活保護マニュアルの提供、アルバイト等でも入れる労働組合の紹介もしている

●一徳の提起への賛成点と批判点
1の働き方 全く働かない方がいい、週に2日3日働くという提起はいささか枠組みが強過ぎると思える。

全く働かないという考えには、私としては条件が付く。人は、何らかの形で人間のコミュニティに価値をもたらすべきであると思うのだ。(この考えを一徳と共に活動している仲間たちの前で話すと、ある女性の学生は、"誰の役に立っていなくても(人は大切にされるべきである)"と忠告するように言った。これが、当時27歳であった私と現役の学生との世代の新しさの違いなのだと感じた。)
一時的には働けないことがあるかもしれないが、長期的には、働くという形ではなくても、人は自身の生まれてきた意味を知り、人類の役に立つ役割を果すべきだと私は考える。
週に2日3日働くぐらいが良いという考えにも同様に枠付けが強過ぎる。その自分が生まれてきた意味を天職としてみつけている人ならば、週に7日働いても苦ではないはずだ。むしろ、週に3日程度と働き方を制限するほうが難しいだろう。

ただ、322運動は888運動になぞらえたひとつの現在若者への提起としては価値がある。
2の週5で働く人のくだりも生きすぎた論述と言わざるを得ない。実際には公務員的な働き方があっている人もいるのであり、キャリアという考え方は必要である。世の中には週5で働く人も必要なのである。

4の現代の家賃・飲食費は高すぎしんどいという考え方にも同意できる。より低賃金な家賃の物件、低賃金で健康的な飲食がもっと社会にあふれて良いはずだ。NPO的なこれらの活動が広まることが、廃屋物件や廃屋ビルなどの問題を解決するためのキーとなるはずだ。


●ベーシックインカムと生活保護
さて、上記に私が示したような、アクエリアンエイジ的な労働環境を実現するため、学術世界でまともに議論されているのがベーシックインカムである。簡単に言えば、国民全員に毎月10万円振り込もうというこの制度について、現時点での私の考え方を書いておきたい。

・ベーシックインカムだけですべては解決しない
私が運営していたメイド喫茶は時代の最先端を先取りする少女たちの巣窟だった。最先端と言えばきこえはいいが、実際には1人親世帯、発達障害に同性愛傾向など、リストカットを伴うようなものだった。ここにみられる傾向は、現代かかわっているLGBTのコミュニティで見聞きする、レズビアンの傾向と重なるのである。この手の女性にベーシックインカムを与えれば、何もせずただ嘘をつき声だけをあらげ、社会に迷惑をかけ続けるだけの存在となるだろう。このような生き方を許すことは、社会にとって有害である。これを解決するためには、人間の情操を十分に育てることが必要なのであり、そのための制度は社会に絶対的に欠けていると言える。ベーシックインカムの実現のためには、それにともなう民度が必要なのである。

・生活保護のメリットとデメリット
熱望されるベーシックインカムに近いシステムに生活保護がある。また、その他にもさまざまな社会保障制度が整備されている。現代、生活保護世帯の増加が社会問題となっている。私は、社会のアクエリアンエイジの進行の中で、この生活保護を中心とした社会福祉制度強制的にベーシックインカムに近いものに変化せざるをえないと見ている。
さて、ここ数ヶ月、私は区役所の生活保護担当者へのインタビューを繰り返した。メイドを希望する少女に生活保護世帯はめずらしくなく、ベーシックインカムとの関連でも調査が必要だと思ったからだ。
一徳氏によってもたらされた生活保護マニュアルをみると、実に細かな制度設定が定められており、これが長い年月をかけて最適化されてきたシステムなのだということがわかる。はたして、これらの英知をすべて捨てて、ベーシックインカムに一本化すれば無駄が無くなるという考えが適性なのだろうか? 私は必ずしもそうだとは思わない。煉りこまれた相談システム、制度設定は善であり、生活保護というシステムへのスティグマ、人がそれに踏み込むことをとどまらせる無知こそが悪なのである。
一徳氏が運営するカフェで私にこう言った人がいた。
「日本ではもうベーシックインカムは完成してるんです、みんな自分が納得できる仕事にいきつくまでは生活保護とったらいいんですよ」とこの言葉には私は感銘をうけ、こんかいの調査に乗り出したのだった。結果、ベーシックインカムが完成していると言える点も、とても言えない点もみることができた。

社会は、生活保護というシステムに無知すぎる。そこへのスティグマはすでにレイシストであるといえる。誰だって、1人で生きているわけでもないにもかかわらず、税金の世話になっているとスティグマを向けることは、愚かなことだ。私は社会の最適化のため、日本の財政は国民全員に生活保護を与えてもやっていける力があるのであり、それはそのままベーシックインカムにも言える。(公務員給料との相殺なども計算した場合)
ここにスティグマを向けることに対して、私は経済の本質が資本でなく人の活動であるという本質をまったく理解していない無知な考えだとあざ笑う。
私は、現在の社会において生活保護を推進し理解を深めていくことは、社会の健全な発展のために必須であり、適性な活動であると信じて疑わないのである。

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   サビアン占星術師:Reizi
   占星術を国立大学院で研究後,
   東洋の開運法を地道に習得中
   タロットや魔法文化にも詳しい
   TV出演,マネジメント経験多数