蟹座第１グループ...巨大な基盤の中に自分を組み込む▲

蟹座第１グループ...自己をうすくしていきながら、大きなものに気づき、そのためにがんばろうとしていく

サビアンシンボル蟹座第１グループの人は、自己をうすくしていきながら、大きなものに気づき、そのためにがんばろうとしていくようなところがあるでしょう。

るしえる氏の資料
＜19:復活＞ 情感の再生。新しい地図：蟹座1～5度
 DWAD:獅子・乙女「船乗り/魔法の絨毯/シャギーディア/議論/踏切事故」
　個人の能力を放棄して、共感力を発達させることで、人生の新しい未開拓の
　領域に乗り出す。このために一度個人のエゴが失われる体験をする。個の敗北
　は、ここでは新しい勝利を導く。


決定版においては、
１は、それまでなかったところに新しいサインの性質を打ち出す段階なので、たいていの場合、強い衝動性を持つ。サインの資質の一番純粋な活力として出てくるものなので、非常に新鮮味があり、同時に屈折のない表現が見られる。
蟹座は集団を統率するような共通の価値観に個人を捨てて帰依することが最重要テーマのため、１では初めに大きな、多くの人が共有できるに足る価値観を掲示し、この中に自分自身を滅却しようとする。
とはいえ、双子座で発達させてきた個人のマインド（心的構造）は、そうそう簡単には消去できるわけでもなく、すったもんだのプロセスが進行してゆく。
まず、大きな価値観に転換したとき、急激に視野が広がるが、その中で自分がどういう役割をすればいいのかわからなくなり、ある種の自己喪失状態に近い体験が起こる。これはシンボルでは、広大な空間に自身が小さな点となって立っているかのような光景として描かれる。
この中で自分の進路を見つけ出すには、志向をめぐらせるというよりは、ある種の直感的な判断が必要とされる。思考をめぐらせるという行為は、双子座で発達させた能力で、蟹座で新しい自分の資質を形成するときは、それは使えない。
次に、個としての自我は萎縮するので、立場的に人間に対して優位に立つというよりは、どちらかというと弱気な立場になってゆく。人と共感しあうには、優位に立つよりも常に相手をたてる姿勢のほうがうまくいくに決まっていますので、こうした低姿勢を体験的に身に着けるようになる。
個人的自我はかなり弱められ、最後に双子座的資質はかなり弱められ消去される。
１はほとんどより大きな力に帰依し、自身の自我を投げ出すプロセスそのものなので、なんらかの苦痛を伴う体験はする。しかし、このような中で生まれ変わったかのような爽快な体験をする。そして、この過程なしには蟹座のテーマが進展することはありませんから、やはり大切な段階といえる。



決定版の対極は、
山羊座 第１グループ...闘うことへの再評価
自己の意欲や、積極性を取り戻し、活発で刺激的な精神活動を回復させる。


この5日間は、大きなものに気づき、そのためにがんばろうとする。


この度数グループに生まれた人は、1筑紫哲也 2 河合隼雄 3中村俊輔(サッカー) 4小渕恵三(元総理) 5ジョージ・マイケル(歌手)

サビアンシンボル蟹座第１グループは、「自己をうすくしていきながら、大きなものに気づき、そのためにがんばろうとしていく」という感じ。